故郷の廃家
My dear old Sunny Home(中禅寺湖畔・イタリア大使館別荘記念公園にて)
犬童球渓作詞・ヘイズ作曲

1.幾年ふるさと 来てみれば
  咲く花 鳴く鳥 そよぐ風
  門辺
(かどべ)の小川の ささやきも
  なれにし昔に 変わらねど
  荒れたる 我が家に
  住む人 絶えてなく
2.昔を語るか そよぐ風
  昔をうつすか 澄める水
  朝夕かたみに 手をとりて
  遊びし友人
(ともびと) いまいずこ
  さびしき 故郷や
  さびしき 我が家や

旅愁と同じく犬童球渓作詞です。作曲はウイリアム シェークスピア ヘイズ(アメリカ)。
球渓は遠い故郷に思いをはせ作詞しました。
故郷の自然は 今も昔も変わらず温かく私達を迎えてくれるでしょう。
My dear old Sunny Home
そんな想いで 
オカリナとピアノで演奏しました。1番までですが、歌詞は2番まで載せました。

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イタリア大使館別荘記念公園にて・・気分だけでもイタリア大使キャラメルより

昔 日光・中禅寺湖畔は世界各国大使館の別荘が建てられ国際避暑地だった。
湖面にはヨットが湖畔の別荘の行き来やレースが開催されたり、釣りをしたり・・・。
実際に昭和3年大使館の別荘として建てられ、平成9年まで使用されていた。
外装は杉の皮で市松模様になっている。
杉皮は五十雀(ごじゅうから)に穴を開けられ(虫を食べる為)時々張替えるのだ
そうです。
四十雀(しじゅうから)の間違えでは無く 別物の鳥なのです。
冗談だと思い「私は七十雀です」と言った人がいたそうだョ。アハハ・・・

内装も杉の皮が壁・天井に使われ色々な模様になって、まるで茶室の内装
のような趣がある。  外国の設計者で、”わび・さび”を表現したかったのかなー。
湖の景観が一望出来る広縁に、観光客がゆったりと座っているのだ。
隣には、現イギリス大使館の別荘があるが、ここは少し入り江の様に奥まったいる為、
イギリス大使館も中禅寺湖の土産物屋街も見えず、見えるのは、八丁出島や
幾重にも重なる山々の自然だけだ。   対岸に千手ヶ浜や菖蒲が浜がある。
時々、ボートや遊覧船の行き交うのが見えるんだよ。

広縁で贅沢な時間が過ぎて行くのだ。 イタリア大使が羨ましかったなー。
窓ガラスも当時の物、斜めに見ると縦筋が見えるが、流しガラスよりももっと貴重だ。
円柱に作ったガラスを縦に切っていき、 板ガラスにするらしい。
クリスタルガラスなんだよ。   鉛が含有され透明でクリアな視界なのだ。
人に聞かれないように小さい声で言おう。小さいガラスが一枚 5万円もするそうです。
戸1枚に12枚使われてるから・・・えーット 5×12=60万円
それでーっと何枚戸があるのだろう?数えられないー何枚もあって ビックリー!

大使館別荘当時、歴代の外交官一家のお世話してきたさんがいました。
日本の家庭料理を作る事を生き甲斐とし、こんなに自然が豊かな場所で
元気に86歳まで勤められたそうです。
イタリア人はお国柄のせいか、明るく気さくな人達ばかりで・・・・
ピクニックに行ったり、一日中湖で泳いだりとお隣のイギリス大使館の人から
「今日はお隣さんはいったい何をやっているの?」と不思議がられたそうな。

平成9年、建物が前面に倒れてきた等、老朽化した為、県に移行しました。、
床材や建具、家具などを出来る限り再利用、広縁に当たる部分に
筋交いを入れるなど修復し一般公開しています。

さんはここ本邸の修復工事の時と同じくして 天国に旅立たれたそうです。
そして今 遊覧船の船長さんをやっていたUさんのご子息が訪れる観光客に
お話をして下さっています。 運が良ければ聞けるかも・・・・。

 

秋の歌