私のオカリナ

私が10年以上前に作っていたオカリナです。今頃になって、懐かしくオカリナの音を楽しんでいます。
現在一人デュオの録音では、この内の何本かを使用しています。

粘土や仕上げは様々です。粘土の乾燥前にスプーンの背で磨いたり、炭化焼成したりしています。



彫刻をしたり、絵を描いたり、粘土の練りこみや2層にしたり、色々楽しんでいました。


1オクターブ高いオカリナです 。 ソプラノオカリナあるいはピッコロと言う人もいます。


低いC管 真ん中のC管 高いC管 それぞれ1オクターブ違うとこんなにも大きさが違います。
(大きなCは1オクターブまでしか出ませんでした。観賞用に葉っぱの絵を書いてみました。)


作り始めた頃の作品、音は上出来とは言えませんが、捨てられないものです。
渦巻きや彫刻刀の柄は気に入っていました。






オカリナを焼く

趣味と実益を兼ねた製作に励んでいた頃もありましたが、窯の蓋は開ける事は無くなりました。
今頃になり演奏するようになり、オカリナの難しさをあらためて実感しています。
こんなにあると(これしか無いと言った方が正しいです。)、試し吹きばかりで、曲の上達も出来ず、困ったものです
それに、いっぱい作ったのにもかかわらず残り物ばかりで、人にもあげれず、もっと困ったものです。
庭の片隅の陶芸窯内部です。蓋を開けて、オカリナを上の画像のように丸く並べて、
積み重ねて素焼きします。棚板(内部の板)が直径30pあり、1度に30個程度が焼けました。


灯油陶芸窯です。


一般に陶器は(絵付けなど色々ありますが)成形→乾燥→素焼き→釉薬掛け→本焼きです。
素焼きをするのは釉がけの前に釉薬の吸収性を高めて、しかも水に浸しても形が崩れない硬さにする為です。
オカリナは素焼きです。
オカリナを吹くと人間の息が出るので、それを適度に吸収してくれるという訳です。

乾燥の時点までで ある程度調律し、成形したオカリナは完全に乾燥させ窯に入れます。
窯の火入れは、オカリナがひび割れしない様にゆっくりゆっくり温度を上げていきます。
一応 温度計を挿して測っていますが、こんな小さい窯でも、内部の場所の温度や粘土内部の温度
までは推し計れないようです。600度を越えると窯の中が赤味が掛かり
700度〜800度で作品が赤く光って行きます。上の穴を遠くからのぞくと土も燃えているのが見えます。
私は灯油の黒煙の立ち昇っていく様子や、温度の高くなるにしたがって
窯の縁が白くなって行く様子を見たりしていました。あまり高くなり過ぎないように素焼きを終了させます。

窯の火を止め急いで蓋の空気穴を塞いで、翌日まで、自然に冷えるのを待ちます。
開けたい気持をジッと我慢です。翌朝の窯開けが楽しみ・・・
半音程低く調律したオカリナは焼けて縮まって丁度良い音に仕上がります。

(オカリナの焼き方は人それぞれと思いますので、あくまで私の窯で焼いていた時の事です。)



私の部屋(粘土で遊ぶ)