城ヶ島の雨

北原白秋作詞 梁田 貞(やなだ ただし)作曲

雨はふるふる 城ヶ島の磯に
利休鼠の 雨がふる

雨は真珠か 夜明けの霧か
それともわたしの 忍び泣き

舟はゆくゆく 通り矢のはなを
濡れて帆上げた ぬしの舟
ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる
唄は船頭さんの 心意気

雨はふるふる 日はうす曇る
舟はゆくゆく 帆がかすむ

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オカリナとピアノで演奏しました。
曲は短調→長調(1部分短調)→短調と揺れ動く心情を表しています。
伴奏を先に演奏しているので、合わせるのに大変でした。



北原白秋城ヶ島の雨について、回想を残している。
城ヶ島の思い出はつきない。相州
そうしゅう(今の神奈川県)の三浦三崎
その向こうが岬の突っ鼻、左に
通り矢の岩をのぞみ、正面に
城ヶ島の遊びケ島をながめてくらした私たち家族であった。
この歌は芸術座音楽会のために舟歌としてつくったものである。


城ヶ島の今

城ヶ島の白秋の記念碑。、
昨年に訪れた時は橋の改修工事中でした。
橋の向こう側に当時の住いがあり、あちら側から
こちら側の対岸の緑に雨が降りしきるの
を見て利休鼠の雨と詠ったのだそうです。
その風情は?この時ばかりは雨でも良かったのに

作曲者 梁田 貞は当時府立一中の教師であり、
テノール歌手でもあったそうです。
芸術座音楽会では、作曲者自身の演奏で
満員の聴衆に深い感銘をあたえたそうです。

   

城ヶ島の雨というと真っ先に思い浮かぶのは
利休鼠という色。PCの色見本帳等は、左の色。
白秋館にも展示されていた色見本も、結構濃かった。
お茶の利休が好んだ抹茶色した鼠色。
右側の小さい四角も利休鼠とされていたのも
あったので、HPでは少し霞んだこの色合いの背景
にした。だって忍び泣きだもの・・・


夏の歌